プリント基板CBLC-06-06(Kickstarter版) 2枚セット、type-c実装練習基板1枚付き
通常価格:¥8,000
税込
はじめに・ご挨拶
集合住宅住まいの皆さんは、太陽光発電なんてできないと思っていませんか? ベランダや太陽光の降り注ぐ大きな窓があれば太陽光発電はできます。 東日本大震災から10年経ちますが、災害・停電時の電力はどうしますか? このプロジェクトでは、普段は低ランニングコスト、災害・停電時は、貴重な電力を確保できる太陽光USB充電システムを構築するお手伝いをします。
従来の独立電源システムの問題点
小規模な発電システムでは、以下のようなシステムが用いられます。 消費量より発電量の方が多い場合、鉛蓄電池に充電し、逆に発電量より消費量の方が多い場合、鉛蓄電池から電力を取り出します。 このようなシステムは独立電源システムと呼ばれます(上図)。 しかし、従来の独立電源システムには、以下の問題があります。
1.鉛蓄電池のランニングコストが高い。 鉛蓄電池は数年で寿命を迎えるので、使える状態を維持するのはお金がかかります。
2.鉛蓄電池があるのでシステムが重い。 33Ahの鉛蓄電池は13kg程の重さがあります。
3.汎用のチャージコントローラを用いるので、チャージコントローラ自身の消費電流により天候不良が続いた場合、過放電の心配がある。
4.電力をUSBの5Vとして取り出すときでも、一度鉛蓄電池の12Vに変換するので、効率が悪い。
5.逆電流防止ダイオードが必要。 そのため、効率が悪い。
12Vバッテリーレス充電システムでは、上記課題を解決する効率の良い充電システムを提供します。 12Vバッテリーレス充電システムでは、太陽電池とACアダプタでUSB機器を協調充電します。 本システムでは、太陽電池からの発電量が減るほど、ACアダプタからの電力供給量を増やし、充電電流を十分維持し、天候に関わらず高速にUSB充電します。 12Vバッテリーは使いません。
仕様
プリント基板サイズ:10cm x 10cm
配線銅箔厚:35um
表面仕上げ:Hard Gold
動作最大入力電圧:40V
入力耐圧:40V
USB出力電圧:5V
最大USB出力電流:合計2A
USB出力ポート:USB-A 2基、USB-C 1基
プリント基板に鉛を含有しません
※太陽光パネル、ACアダプタは付きません。
※本製品は完成品ではありません。
※電子資料第1巻、第2巻をお付けいたします。